出窓を壊して窓を小さくしたい!窓取替工事

施工前の出窓

施工前の出窓

築30年ほどの住宅。
中古として購入され、5~6年経つそうですが、かねてより寒い窓をリフォームしたいと考えていらっしゃったそうです。

中でもリビングの出窓は、寒いうえに雨漏りをしていたそうで、いっそのこと出窓をやめて、窓を小さくしたいとのことでした。
お客様のご要望通り、出窓を壊して窓を小さくする工事を行いました。

出窓を解体・撤去

まずは出窓の撤去です。
いざ取り外してみると、開口部の大きさがよく分かりますね。
これだけの”穴”が壁に開いていたのかと思うと、確かに、寒さの影響も大きかったことと思います。

樹脂窓「APW330」を取付

間柱等、壁の下地を作り、樹脂窓「APW330」を取り付け。
内外ともに、樹脂でできた窓枠で、断熱効果の高い窓です。
窓を小さくする(一部を壁にしてしまう)こと自体にも、寒さを軽減する効果はありますが、せっかく断熱工事をするのですから、もちろん窓も断熱性能が良いものへと取り替えます。

透湿防水シート施工

透湿防水シートを施工しました。

室内側の断熱施工

新しい壁の内部に、断熱材をしっかり敷き詰めます。

室内側の仕上げ

石膏ボードを張り、クロス工事に取り掛かります。
まずは既存のクロスを剥がしていきます。
仕上がりに違和感がないよう、出窓があった壁一面に新しいクロスを貼っていきます。

室外側の仕上げ

サイディングを施工し、古い壁との境目には雨水の浸入を防ぐためにコーキング処理を行いました。

最後に塗装で仕上げて完成です。

施工前後の比較

Before
After

出窓があった箇所は、ほとんどが壁になり、新しい窓も高断熱窓を採用することで、かなり冬の寒さは軽減されると思います。
また同時に、冷暖房の効きが良くなるので、もれなく夏も快適に。
電気代の高騰が続く昨今、光熱費が削減できるのはうれしいですよね。

調子の悪い上げ下げ窓をカバー工法で取り替えました

Before
After

上げ下げ窓が勝手に下がってくる(任意の位置で障子を固定できない)という理由から、別日でもう1か所、窓の取り替えをしました。
こちらは壁を壊さない”カバー工法”でリフォーム。
YKK AP「かんたんマドリモ 樹脂窓」を使用しました。